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wearOSスマートウォッチで通話をしたい!【解説付き】
どうもテイネイです。
今回は、wearOSスマートウォッチでを使って通話を行う方法を紹介していきたいと思います。
使用するのは、前回レビュー記事を書かせていただいたモブボイ社製高機能スマートウォッチ『Ticwatchcpro』になります。
二層ディスプレイを搭載することで、wearOSスマートウォッチの常識を覆すバッテリー持ちを実現しています。
そちらの記事も見ていただけると嬉しいです。
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wearOSスマートウォッチは通話が可能
スピーカーの搭載が必須
wearOS搭載のスマートウォッチには、Googleアシスタント利用のため、ほとんどの機種にマイクが搭載されています。しかし、スピーカーに関しては付いている機種とそうでない機種が存在します。
ウォッチで通話を行いたい場合、購入前にまず、その機種にスピーカーが搭載されているかを確認する必要があります。
単体では通話は不可
Apple Watchのセルラーモデルなど、Bluetoothに依存せず単体でのデータ通信が可能な時計であれば話は別ですが、基本的には、スマートウォッチで通話を行いたい場合、すぐ側(おおよそ5〜10m以内が限界)にスマホがあり、Bluetoothで接続されているのことが前提となってきます。
実際にやってみた
必要なアプリはインストール済み
wearOSスマートウォッチで通話を行うのに、アプリのインストールは必要ありません。ホームボタンを押してアプリ一覧を見ると、受話器アイコンの『電話』アプリがインストールされているのが分かります。おそらくどの機種でも最初から入っているもので、通話履歴などもここから確認できます。
スマホに電話がかかってくると通知でおしらせ
スマートフォンに着信が入るとスマートウォッチ側では通知で知らせてくれます。
応答と拒否に加えて、ウォッチの画面下をタップすると、テンプレートメッセージが表示され、選択して送信することで電話に出られない旨をsmsで相手に伝えることができます。
ウォッチで応答するには設定が必要
スマートウォッチで通話を行いたい場合には必要な設定があります。その設定を行わないまま先ほどの画像の場面で応答をタップすると、ポケットやバッグにスマホを入れていたとしても、そのままスマホで電話に出てしまいます。
そうなると結局スマホを取り出す必要があり、わざわざウォッチ側に応答ボタンを配置するメリットがわかりませんよね。
必要なのは、スマートウォッチに通知された着信に応答した時、スマートウォッチ側のスピーカーとマイクを使用して通話を行うようにする設定です。
前置きが長くなりましたが、手順としては非常に簡単。
まずは設定画面から『Bluetooth』にはいります。
下にスクロールすると、『スマートフォンの音声通話をスマートウォッチで再生』という項目があります。
これをオンにするだけ!
以上で必要な設定は完了です。機種によってはデフォルトでオンになっているので、不要な方はオフにしましょう。
実際の流れ
では実際に電話をかけてみます。
スマートフォンに着信が入り、1〜2秒後にスマートウォッチに通知が来ます。
私の記憶では以前まで、スマートウォッチに着信が通知されるまで5〜8秒ほどタイムラグがあった気がします(かなり批判されていた)。wearOSの更新を重ねていく過程でかなり改善された模様です。
通話中の画面はこんな感じ、相手のアイコンと連絡先が表示され、中央の赤い受話器マークをタップすることで通話を終了できます。
音質は想像以上に優秀
音に関しては、個人的には、想像していたよりずっと質が高くクリアなものでした。
相手側に届く音声も非常にきれいで、言われなければスマートウォッチで応答しているとは到底思えません。少なくともティックウォッチに関しては、スピーカー・マイク共にしっかりと実用レベルに仕上げてくれていると感じます。
スマートウォッチからかけることも可能
先ほど書いた電話のアプリから、ダイヤルパッドを使用し電話をかけることも可能です。かなり小さいので誤タップには十分な注意を!
まとめ
小さい頃に見た未来がそこまで来ている
この機能を見た上で、多くの人がまず感じるのが、この機能使わないのでは?という疑問です。私も最初はそう思いました。(慣れるとわりと便利でしたが)
しかし、この通話機能に関しては、できるという事実が重要であり、スマートウォッチの可能性とロマンを感じさせてくれるには十分なものです。
スマホと腕時計のハイブリッドこそがスマートウォッチだと考えている私にとって、正直最近のスマートウォッチは腕時計(または活動量計)に内容が寄りすぎ、という印象が強いです。 歩数が測れたり通知が来る腕時計はあくまでまだ(スマホのアクセサリ的な要素を持った)腕時計じゃない?とか考えたりします。個人的にですが。
そんな中でのこの通話機能は、スマートウォッチにスマホ要素が入るという意味で私はとても嬉しいことです!
もっとやってほしい!
できればおサイフケータイも!