キャッシュレス人間が増税したら得した話 【解説!キャッシュレス還元事業とは】

どうもテイネイです。

今回は、普段から現金をもたずに生活をする、いわゆるキャッシュレス人間の私が、10月1日からの増税によって、まさかの以前の買い物よりも得してしまった話になります。

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最近なにかと話題のキャッシュレス。 クレジットカードや電子マネー、QR決済。そのメリットは還元ではなく時間なのでは? 私自身、日々の生活ではほぼ現金を使用していません。私が個人的に考えた、キャッシュレスの本当のメリットを、今回の記事ではお話しさせていただきます。

10月1日ついに消費増税10%に

10月1日、8%から10%へ消費税増税が行われました。もともと無かった消費税もついに10%まできたかという感じで、ニュースなどで増税前の駆け込み大量買いが起きているなどの話題も取り上げられていました。

私の周りでも「10パーセントの方が百均で1円玉が要らなくなって逆に楽かも〜」みたいな会話が結構聞こえてきます。なるほどー。しかし、

キャッシュレス人間の辞書に1円玉という言葉はありません

というより、これはキャッシュレス人間あるあるだと思うのですが、硬貨・紙幣のことを考える時間が基本的にありません

私の場合、普段の買い物はほとんどがおサイフケータイによるQUICPay、電車はモバイルSuica、たまにクレジットPayPay。これでほぼ死角はありません!ATMに行かなくなり、財布は正直、使わなくなりました。

ので、そんな話が聞こえてきても、「私には増税なんか関係ないな〜」と増税直前まで聞き流していました。 

いや、全然関係あるんですけどね。

小銭が増えるとか減るとかの前に、そもそもキャッシュレス派とか現金派とか関係なく、単純に今までよりも買い物で支払う額が増えるんですから、関係ないわけありません

一万円買ったら千円も出さないといけない!

それは庶民にとっては大問題!

私はキャッシュレスにすることにより、逆にお金の話題に関してルーズになっていたのかもしれません。

今回の増税は、自らの普段の消費を見直す良い機会のはずだったんです。

とは言っても、8%から10%なんて五万円使ってようやく差額が千円ってところなので、正直気にする時間がもったいないかもな〜、なんてことも考えていました。

結局10月になっても、仕事に行く前に立ち寄るコンビニで、節約なんて1ミリも考えず普段と変わりないメニューを選んでレジへ持っていく私がいます。

そういえば、軽減税率なんてものも始まったんだっけ。

ということで一応レシートを確認してみました。

なるほどー。

軽減税率の対象のものは金額の横に『軽』の文字が表記されています。

厳密な線引きは調べていただくとわかりますが、主に食料品。と新聞は、消費税があがらず今まで通り8%になるようです

と、ここで私はレシートを見てあることに気が付きました。

なんか安くなってる~!!

本来1004円支払われるはずだった合計金額が クイックペイ支払いで984円になっています。約2%。

端末を確認してみても、支払われたのは1004円ではなく984円です

なにやら

『キャッシュレス還元事業』

なるものの恩恵のようです。

こんなサービスいつから?と思って レジ周辺を見渡してみるとこんなものを見つけました。

なんだこれは。

経済産業省と書いてあるのでどうやら国主導のサービスキャンペーンのようです。

そういえば最近よく見る気がする。

キャッシュレス還元事業とは

ざっくりと説明するとキャッシュレス還元事業とは

 

・事業者の生産性向上

・消費者の利便性向上 のための キャッシュレスの推進 

を目的とした10月の1日から9ヶ月間行われるキャンペーン です。

・クレジットカード

・デビットカード

・電子マネー 

・QR決済

などの決済方法が対象となっており、とにかく、現金以外の支払いを行えば還元で得をするキャンペーン、のようです。

還元率は2%〜5%。

お店によりますので、ポスターをチェックです。

赤い背景(または青)に黄色のチェックマークのポスターが目印でそこに書かれている数字がその店舗の還元率になります。

私の行ったファミリーマートでは2%だったというわけですね。

このキャンペーンは本来、 支払った金額に対して還元率に応じた額を後日、決済手段応じたポイントで還元をするシステムらしいのですが、いくつか例外が存在します

・銀行口座からの引き落としの際(クレジット等)あらかじめ還元分の金額を引いた額を引き落とす

・支払う瞬間に還元文のポイントを差し引いた額を支払う

上記の場合などが、店舗側の事前申請によって可能なようです。

私の場合は二つ目の例だったのでしょう。

(おそらく即時利用できるポイントを還元率分発行して、その場で支払額に相殺させている。)

私は後払いより即時引き落としが好きなので、デビットカードにQUICPayを紐付けています。

支払う額がその瞬間で安くなるのは、実質的に支払う金額が同じでも、ポイントで還元されるよりお得感が強いと思います。単純に、普段の食料品の支払いが2%オフになる感覚ですので 毎日の食事をコンビニやスーパーで買う場合 軽減税率により食品全般8%のまま、 そこから還元事業で2%引かれた額を支払うので、実質約6%。増税してからの方が支払う額は少なくなっている形になります。

消費税が10%になったと思ったら6%に下がっていた!みたいな感じですね。

なんだか嬉しい!

(政治に興味のある方から見れば、私はきっとまんまと国の策に乗せられているんでしょう!)

広範囲で還元がかなりお得

あらためて調べてみると、キャッシュレス還元事業の対象店舗は身の周りに想像以上に存在しました!

普段から利用するコンビニや大手スーパー、飲食店、古着屋など、私の利用する範囲のお店だと、ほとんどが還元対象店舗になっており、これだけのお店で2〜5%の還元が受けられるとなると、増税前となんら変わりない生活で、増税前よりかなりお得に買い物ができてしまいます。(9ヶ月後が本当の増税の苦しみを味わう日かもしれません)

それに加えて、PayPayで支払いを行なうと通常の5%還元に加えて、PayPay独自でもう5%、合計10%を還元するオリジナルサービスなども始まっており、

これからは通常の還元事業に加えて、様々な会社独自でキャッシュレスお得争いが過熱するかもしれません!

この恩恵を受けることができないのは、財布の重さATMに行く時間増税に苦しむ現金派の方々だけです!

この機会にぜひ、なにか一つでも良いのでキャッシュレスを始めてみてはいかがでしょうか。

私が日頃の消費を見直すのはまだ先になりそうです。

ではまた。

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